減圧に対応しているドライ真空ポンプは、大気圧よりも低い圧力にするために欠かせません。このページでは、減圧に対応したドライ真空ポンプについて、製品事例を紹介しながら解説していきます。
減圧とは、通常の大気圧よりも低い圧力にすることです。圧力は低ければ低いほど、真空度が高く良い状態と評価されます。真空ポンプは、大きく分けるとオイルタイプとドライタイプの2種類です。ドライ真空ポンプはオイルの交換の手間がない、クリーンな状態で使用できるなどの特徴があります。
減圧に対応したドライ真空ポンプにはさまざまな種類があるため、目的に合わせて選定する必要があるでしょう。圧力は低いほど良い状態と紹介しましたが、用途によっては低ければ低いほど良い、というわけではありません。目的に適しているかどうかをまずはチェックしましょう。選定のポイントは以下のとおりです。
偏心回転軸から動きを受けるダイヤフラムが上下に動くことで気体を移送する仕組みです。ダイヤフラム・弁の材質によって、水系用とケミカル用に分けられています。
真空度としては、100Paから大気圧(101,325Pa)まで対応しています。
参照元:東京理科器械株式会社公式HP
(https://ssl.sbw.eyela.co.jp/archive/vacuum_pump.html)
減圧ろ過・減圧乾燥にも対応している、小型のドライ真空ポンプです。小型で使いやすく安価である点も特徴。持ち運びに便利な持ち手もついています。過熱時はポンプを自動で遮断できるようなサーマルプロテクターを搭載しており、安全性にも配慮した設計です。温度が冷えれば、作業が自動で再開されます。
真空を調整できるレギュレーターもついており、ちょっと減圧したいというときに適している真空ポンプです。
参照元:SIBATA公式HP
(https://www.sibata.co.jp/item/7764/)
減圧に対応したドライ真空ポンプには、さまざまな種類があります。サイズやコスト、そして何を目的にするかによって、選ぶべき製品は異なるでしょう。製造物に適した製品であることを大前提として、選ばなくてはなりません。
この記事では、減圧に対応したドライ真空ポンプを探しているという人のために、特徴や2つの製品事例を紹介しました。
以下のページでは、ドライ真空ポンプのタイプやメーカーを解説しています。ドライ真空ポンプをお探しの際は、ぜひ参考にしてみてください。