ここでは、ドライ真空ポンプを扱っているアンレットについて、製品例や特徴をまとめています。
多段ルーツ型・CT6シリーズ
排気速度 | 500~6000L/min |
到達圧力 | 1.5~0.5Pa |
騒音値 | 70~85db |
スマートフォン分野やLED製造
アンレットの真空ポンプは高真空・高効率・省エネを実現しています。接ガス部は軸受もなく、ドライタイプより、クリーン排気を実現。電動サイクルで性能違いをクリアにしています。油回転やスクリュー式ポンプの代替はもちろん、スマートフォンやLEDなど、身近な製品にも大きく貢献できるドライ真空ポンプです。
真空蒸着や真空炉
インバーターを搭載し、排気時間短縮にも強みをもっています。メカニカルブースターを大気圧から起動させているため、作業効率の高さに注目されています。真空蒸着や真空炉をはじめ、シリコン引上炉にも貢献できる機種です。使用用途は限られますが、機能にフォーカスされているのが強みでしょう。
洗浄機用真空乾燥など
特許取得もしている、省エネ・低騒音タイプもラインナップ。配管内蔵式タイプで、エンドレス方式を採用しています。洗浄機用真空乾燥に特化し、空冷式で開発されています。5段式と同様、使用用途は限られていますが、利用効率の高さに期待できそうです。
接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプなら、
使用環境、使用用途などが制限されにくく、さらにメンテナンスの頻度が少なくて済むなどのメリットがあります。
単段式から6段式までバリエーション豊富に展開
アンレットでは使用用途に応じて、多種多様なドライ真空ポンプを展開しています。空冷式や水冷式、ブースターと組み合わせて開発。1つの機種をバリエーション豊富に展開するというよりは、さまざまな形式のドライ真空ポンプをバリエーション豊富に展開している会社です。より利用者のニーズとマッチした機種を見つけられるでしょう。
100機種以上のドライルーツ式真空ポンプを提案
アンレットでは1985年より、ドライルーツ式真空ポンプの開発を進めています。”油や水を使わないドライポンプが欲しい”といった、利用者の声がきっかけだとか。利用者の声を反映しながら、アンレット独自技術を駆使し、現在では1Pa以下の高真空を実現。現状に満足せず、進化を遂げ100種類以上のドライ真空ポンプを展開しています。
業界ニーズに応じた機種を開発
ドライ真空ポンプは一部の業界に限らず、数多くのシーンで利用されています。アンレットでは多種多様な一面を考慮し、使用用途に応じた真空ポンプを提案。生鮮食品はもちろん、蒸留や乾燥過程における真空の追求にも対応しています。利用シーンを限定せず、視野を広げた開発こそ、アンレットの強みとも言えるでしょう。
社名 | 株式会社アンレット |
所在地 | 愛知県海部郡蟹江町宝1丁目25番地 |