ここでは、ドライ真空ポンプを扱っている柴田科学について、製品例や特徴をまとめています。
Rocker 300C型
排気速度 (50/60Hz) |
20~23L/min |
到達圧力 | 約170hPa |
騒音値 | 記載なし |
蒸留・濃縮・減圧ろ過・減圧乾燥
ドライ真空ポンプRocker 300型およびRocker 300C型の用途としては、「蒸留」、「濃縮」などがあります。また、溶媒を使っての「減圧ろ過」、「減圧乾燥」、「吸引瓶、ロータリーエバポレーターとの接続による濃縮の補助」など、減圧下で使用する各種装置の真空ポンプとして、幅広い用途があります。
実験室・研究室での様々な用途に
PTFEダイヤフラム真空ポンプ(V-100型、V-300型、V-600型)は、主に研究室や実験室で使われる、ドライ真空ポンプです。
用途としては、「アスピレーターの代替え」、「エバポレーターの真空源」、「デシケーターの真空源」、「真空乾燥器の減圧」、「吸引ろ過」、「減圧蒸留装置として」など、研究室や実験室での様々な用途に使用できます。
オプションと組み合わせて高精度に
PTFEダイヤフラム真空ポンプ(V-100型、V-300型、V-600型)には、機能アップが可能な「バキュームシステム」がオプションで付けられます。
その中でも、インターフェースコントローラー(I-100、I-300、I-300Pro)と組み合わせることで、高精度な真空制御が可能になります。
接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプなら、
使用環境、使用用途などが制限されにくく、さらにメンテナンスの頻度が少なくて済むなどのメリットがあります。
ふたつのラインナップ
汎用科学機器製品など、官公庁・大学・企業の研究開発支援機器を製造販売している、柴田科学には、ドライ真空ポンプのふたつのラインナップが用意されています。
1つは、持ち運びの手軽なコンパクトサイズのドライ真空ポンプ(Rocker 300型/Rocker 300C型)です。
もう1つは、研究室や実験室で使われるダイヤフラム式のドライ真空ポンプ(V-100型、V-300型、V-600型)です。
耐食性能か安価かを選べる(Rocker 300型/Rocker 300C型)
ドライ真空ポンプ Rocker 300型は、小型で持ち運びが便利な、ピストン駆動のドライ真空ポンプです。耐食性能がない分、安価でありながら、真空レギュレーターや熱保護装置も搭載されています。
ドライ真空ポンプ Rocker 300C型は、ダイヤフラム式の小型のドライ真空ポンプです。テフロンで、フッ素樹脂コーティングされているため、強酸、強アルカリ以外なら腐食性ガスに耐性があります。
研究室・実験室仕様のドライ真空ポンプ(V-100型、V-300型、V-600型)
主に、研究室や実験室で使われる、ドライタイプのダイヤフラム式真空ポンプです。
テフロンによるフッ素樹脂コーティングが施されているため、耐食性に優れています。
V-300型、V-600型では、起動時は、最大排気量で迅速に減圧し、1時間後に20%、2時間後に50%、稼働率を減少させることで、静音・低振動・省エネルギー設計をしている、環境にやさしいドライ真空ポンプです。
社名 | 柴田科学株式会社 |
所在地 | 東京都台東区池之端2-6-6 |