アネスト岩田

アネスト岩田_公式HPキャプチャ 引用元:アネスト岩田公式HP(https://www.anest-iwata.co.jp/products-and-support/vacuum-equipment)

ここでは、ドライ真空ポンプを扱っているアネスト岩田について、製品例や特徴をまとめています。

ドライ真空ポンプの取扱製品例

アネスト岩田_ドライ真空ポンプ製品画像 引用元:アネスト岩田公式HP(https://www.anest-iwata.co.jp/vacuum/dryvacuumpump/isp_detail.html)

スクロール型・ISPシリーズ

排気速度
(50/60Hz)
50~1000L/min
到達圧力 20~1Pa
騒音値 48~67dB(A)
アネスト岩田_オイルフリーベーン真空ポンプ製品画像 引用元:アネスト岩田公式HP(https://www.anest-iwata.co.jp/vacuum/dryvacuumpump/BDL_detail.html)

オイルフリーベーン真空ポンプ・BDLシリーズ

排気速度
(50/60Hz)
167~1117L/min
到達圧力 -90kPa(G)
騒音値 ≦65/≦68~≦72/≦75dB(A)
アネスト岩田_スクロール真空ポンプ・DVSLシリーズ製品画像 引用元:アネスト岩田公式HP(https://www.anest-iwata.co.jp/products-and-support/vacuum-equipment/dry-vacuum-pump/dvsl)

スクロール真空ポンプ・DVSLシリーズ

排気速度
(50/60Hz)
100~863L/min
到達圧力 30~100Pa
騒音値 64~74

アネスト岩田社製ドライ真空ポンプの使用用途

加速器や放射光施設

オイル不要で低振動・低騒音タイプのドライ真空ポンプです。
加速器や放射光施設をはじめ、各種分析装置にも使用されており、ガス回収にも対応可能。50~1000L/minまでラインナップ豊富に展開しているため、ニーズに合わせた機種が選べます。
スクロールタイプなので、大気圧から到達圧力まで使用可能です。

走査電子顕微鏡

アネスト岩田のドライ真空ポンプは、低振動・低騒音を追求し、メンテナンスサイクル延長させた製品。
各種分析装置や加速器をはじめ、放射光施設や走査電子顕微鏡にも使用されています。
分析機器への影響を最小限に、作業効率化や利便性の高さにも注目されている製品です。

水蒸気排気

真空ポンプの中でも、水蒸気排気に強い特徴があります。空冷ドライスクロール方式で、メンテナンスの利便性も魅力的です。
脱気脱泡や真空乾燥、純水装置の脱気膜など、水蒸気を吸引するような用途にも使用できる機種をそろえています。完全ドライタイプで、よりクリーンな真空状態を得られるのも強みです。
もちろん油煙も発生しません。

走査電子顕微鏡

新設計の高耐久ベーンを採用した、オイルフリーベーン真空ポンプです。
一般的なベーン式よりベーンの交換サイクルを2倍以上長くなっており、メンテナンスサイクルの延長によりライフサイクルコストを削減できます。真空成形、脱泡・脱気、吸着搬送、検査装置、真空チャック、真空包装など用途も幅広いです。
オイルフリーだからオイル交換・継ぎ足しも不要。

スクロール式のドライ真空ポンプを使うメリットとは?

接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプなら、
使用環境、使用用途などが制限されにくく、さらにメンテナンスの頻度が少なくて済むなどのメリットがあります。

アネスト岩田のドライ真空ポンプの特徴

作業用途や環境に応じた真空ポンプを展開

アネスト岩田の真空ポンプは、低真空タイプから高真空タイプまで、幅広いラインナップで展開されています。
騒音や振動対策がなされた真空ポンプも開発。顧客目線を大切に、使いやすさを追求しています。さまざまなニーズに合わせ、使用環境に合わせたカスタマイズ性も重視している会社です。

トルク変動の少ないスクロール機構を採用

真空ポンプによっては、吸気→圧縮→排気の3工程を連続で作業できないものもあります。
アネスト岩田の真空ポンプは、スクロール機構を採用し、トルク変動を減らしているのが特徴です。ギア部分にオイルを使用しない、完全オイルフリーな製品を実現。製品の品質はもちろん、作業効率の観点から利用しやすい点も、アネスト岩田の強みと言えるでしょう。

4つのアフターフォローすべてが無料

アネスト岩田では、故障による修理だけでなく、メンテナンス関連のアフターフォロー体制が充実しています。

  • メンテナンス時の見積もり
  • 送料
  • 手数料
  • 修理報告書

4つの項目を無料で対応。万が一、修理が発生しても2週間~1ヶ月ほどでオーバーホールを実施しています。
修理期間中は一律5万円(税込)で代替機を貸し出ししているため、作業に支障が出ません。スピーディーな対応とフォロー体制が充実している会社です。

アネスト岩田の会社概要

社名 アネスト岩田株式会社
所在地 神奈川県横浜市港北区新吉田町3176番地
オイル不使用・幅広く使えるスクロール型
ドライ真空ポンプメーカー3選

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食品製造向け

アネスト岩田の
DVSLシリーズ

DVSLシリーズ

引用元:アネスト岩田公式HP
(https://www.anest-iwata.co.jp/products-and-support/vacuum-equipment/dry-vacuum-pump/dvsl-500e)

  • 排気経路内にベアリングが無いため、密閉性が向上し衛生面も安心
  • 真空状態でのネリが必要な製麺会社の要望に応えた実例あり
半導体製造向け

宇野澤組鐵工所の
KTSシリーズ

KTSシリーズ

引用元:宇野澤組鐵工所公式HP
(https://www.unozawa.co.jp/product/dry/)

  • 到達圧力:≦0.08Paという半導体製造に適した真空状態を実現
    ※KTS030-H(ECOタイプ)最大排気速度:500L/m、到達圧力:≦0.08Pa(2024/5/24時点)
  • スパッタリング装置、イオンプレーティング装置といった薄膜形成プロセスに対応
  • 水蒸気やミストといった小さな水滴もしっかり排出
製薬・化学品製造向け

東製のスクリュー式
ドライ真空ポンプ

スクリュー式ドライ真空ポンプ

引用元:東製HP
(https://www.dryvacuum-pump.com/wp/wp-content/uploads/anestiwata_dvsl-500e_image.png)

  • 化学反応、蒸留操作などに適した環境生成のため、さまざまな圧力領域に対応
  • 接ガス部は耐食性ガス対策のため、特殊コーティングすることにより錆から守る
  • 化学物質や粉塵の発生を考慮し、少ない部品で分解・組立・洗浄が可能
さまざまな真空装置にフィットする スクロール型ドライ真空ポンプのメーカーに注目!

接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプは、さまざまな使用環境に幅広く対応できるメリットをもっています。
このサイトでは、スクロール型の真空ポンプを扱っているメーカーを、サービスの多様さで比較しています。