ここでは、ドライ真空ポンプを扱っているアルバック機工について、製品例や特徴をまとめています。
スクロール型・DISLシリーズ
排気速度 (50/60Hz) |
80~346/96~413L/min |
到達圧力 | 30~20Pa |
騒音値 | 記載なし |
揺動ピストン型・DOPシリーズ
排気速度 (50/60Hz) |
400/440L/min |
到達圧力 | 12.0×103(-89.3※ゲージ圧)Pa(kPa) |
騒音値 | 記載なし |
医療機械
ゴムの薄膜の往復運動を利用し、真空排気ができる真空ポンプです。
製品構造がシンプルなので、メンテナンスがしやすく利用しやすいのが特徴。真空排気や真空濃縮はもちろん、医療機械や印刷機器など、多方面で活躍しています。
高真空は得られないものの、オイル不使用タイプなので、よりクリーンな排気が実現できる機種です。
印刷分野
偏心回転軸に連動し、ピストン運動を往復し気体を送り込むタイプの真空ポンプも取り扱っています。
ダイアフラム型と同様、構造がシンプルで使いやすいのが特徴。プリント基盤実装装置や印刷インキ脱泡機など、印刷分野においてよく利用されています。
機種によってはコンプレッサの加圧源としても利用できるなど、マルチな活躍をするドライ真空ポンプです。
電子電気業界や食品機械業界
ローターの回転とシリンダを利用し、吸気口から吸引されたガス圧縮してから排気口に出す、機能面が充実しているドライ真空ポンプも。
低真空領域でありながらも、排気速度が期待できるのも魅力的。
電子電気業界や食品機械業界など、ジャンル問わず幅広い分野で導入されているドライ真空ポンプです。
医療機械
アルバック機工のスクロール型真空ポンプは、食品のフリーズドライや成型加工に用いる真空乾燥装置にも活用されています。
真空乾燥装置は、密閉空間内で真空状態を作り出し、対象物を低温度で乾燥させる装置です。密閉空間内を減圧するために真空ポンプを使用します。
真空ポンプによる真空乾燥は、スピーディーな乾燥と、対象物表面のダメージを少なくできるのがメリットです。
接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプなら、
使用環境、使用用途などが制限されにくく、さらにメンテナンスの頻度が少なくて済むなどのメリットがあります。
使用用途に合わせたタイプ機種提案
アルバック機工では、生産力を活かして多種多様な真空ポンプを開発しています。利用シーンや使用用途を細かくヒアリング。利用者にとって、よりニーズに合った真空ポンプを提案してくれます。
ただ真空ポンプを販売するだけではなく、利用背景や導入に至った経緯を汲みとり、問題解決サポートもしてくれる会社です。真空ポンプを初めて導入する方でも、利用しやすいでしょう。
環境に配慮した真空ポンプを開発
アルバック機工では地球環境問題に着目し、真空ポンプにおける開発においても環境性能の高さを重視しています。
環境保護における製品開発や商品提供はもちろん、リサイクル活動も確率。小型で省エネ、そしてクリーンをキーワードに製品開発を実施しています。機能性だけでなく、環境問題やエコにもこだわった開発をしている会社です。
修理・メンテナンス体制の充実
真空ポンプを導入して終わりではなく、アフターフォローやメンテナンスが充実しているのも、アルバック機工ならではの強みです。
購入店舗での受付はもちろん、直接依頼でも対応。サポート終了製品をリスト化し、対応できないものは現状把握をした上で新規製品を提案してくれます。マニュアルではなく、人に寄り添った対応をしてくれる会社です。
社名 | アルバック機工株式会社 |
所在地 | 宮崎県西都市大字茶臼原291-7 |