引用元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/)ここでは、ドライ真空ポンプを扱っている佐藤真空について、製品例や特徴をまとめています。
引用元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/index.html)テフロンダイアフラム型・MDシリーズ
| 排気速度 (50/60Hz) |
20~23L/min |
| 到達圧力 | 200Pa |
| 騒音値 | 記載なし |
引用元:佐藤真空公式HP(https://www.dryvacuum-pump.com/maker/sato-shinku.html)MZ2CNT(2段式)
| 排気速度 (50/60Hz) |
33~38L/min |
| 到達圧力 | 700Pa |
| 騒音値 | 記載なし |
引用元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/dd/index.html)Chemker410(2段式)
| 排気速度 (50/60Hz) |
18~20L/min |
| 到達圧力 | 1.3KPa |
| 騒音値 | 記載なし |
引用元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/roots/index.html)ルーツ型ドライ真空ポンプ<JSD>シリーズ
| 排気速度 | JSD-25:285L/min、JSD-50:500L/min |
| 到達圧力(エアー口閉/開) | 3/6Pa |
| 騒音値 | 63dB(A)(at 1m ) |
研究機関での用途
佐藤真空のドライ真空ポンプの用途は、研究機関など、先端技術分野での用途が多くなっています。研究機関の実験室などでの用途としては、減圧することで固体や液体を積極的に蒸発させる装置である「ロータリーエバポレータ」、液体から個体を分離するための高速ろ過技術である「減圧ろ過」、そのほか、各種の「分析機器」、「理化学機器」などで使用されています。
医療・製薬分野での用途
医療・製薬分野での用途としては、「医療用機器」および「製薬用機器」に使用されています。そのほかの用途として、血液などの試料に対して大きな遠心力をかけ、その構成成分を分離する手法である「遠心分離」、破損リスクを抑えるように真空状態を制御しながらDNA、RNA、タンパク質を分析する手法である「ゲル乾燥」などに使用されています。
一般産業での用途
一般産業での用途としては、気圧を下げることで水分の沸点が下がり、蒸発が加速されることを利用した乾燥方法である「真空乾燥」、加熱すると熱分解されてしまう物質や大気圧下で蒸留が困難な物質を分離・精製する技術である「真空蒸留・濃縮」などがあります。
ドライ真空ポンプにはメーカーや製品ごとに異なる「型式(構造)」や「強み」があります。
真空ポンプを選定する際は、単に「オイルフリー(ドライ)であること」だけでなく、「水蒸気を吸うのか」「防爆エリアに設置するのか」「粉塵や溶剤が混ざるのか」といった、現場の具体的な条件に合わせて最適な型式(スクロール式、ルーツ式、スクリュー式など)を選ぶことが、故障を防ぎ生産性を高めるための重要なポイントです。
当サイトでは「現場の課題・条件別」におすすめのドライ真空ポンプとその特徴を詳しく比較・紹介しています。
真空室内のテフロン系部品でケミカル対応
佐藤真空のテフロンダイアフラム型ドライ真空ポンプ(MD/MZシリーズ)は、有機溶媒系ガスや腐食性ガスを吸引することが可能な、ケミカル対応の製品です。
真空室内の部品に、テフロン加工のフッ素樹脂コーティングが施されているため、有機溶媒系ガスや腐食性ガスへの耐食性がたいへん高くなっています。
真空能力が高い
佐藤真空の「テフロンダイアフラム型ドライ真空ポンプ(MD/MZシリーズ)」の「ダイアフラム」には「隔膜」の意味があり、隔膜を動かすことでポンプの役割を果たす方式です。
このダイアフラム式としては到達圧力が高く、MDでは、200パスカル、MZでは、700パスカルまで到達することができます。そのため、高い真空能力が必要な「高沸点溶媒」などにも対応することができます。
クリーンな真空とシンプルなメンテナンス
ドライ真空ポンプの原理として、潤滑油を使用しないため、吸気側の真空中にオイルバックすることなく、クリーンな真空をつくることができます。同時に排気側の、ドライ真空ポンプを設置している室内にもオイルミストが拡散することがなく、室内汚染されません。
また、潤滑油を使用しないシンプルな構造なので、メンテナンスもシンプルになります。
他メーカーの真空ポンプを使っていましたが、メンテナンスサイクルが短いことが課題となっていました。国内メーカーで耐久性のある製品を探していたなか、ベルト駆動式油回転真空ポンプを知り試してみるとメンテナンスサイクルが長くなりました。国内メーカーなのでトラブル時にもすぐ対応してもらえるようになりました。
海外メーカーの真空ポンプを使っていましたが、メンテナンスが国内対応できず割高なコストがかかっていました。部品の交換も気軽に行えなかったため国内メーカーの製品を検討。メンテナンスコストが削減できただけでなく、トラブル発生時にスピーディーに対応してもらえるようになりました。
佐藤真空はテフロンダイアフラム型ドライ真空ポンプ(MD/MZ/Chemker)だけでなく、油回転真空ポンプ・水封式真空ポンプ・メカニカルブースターなど、幅広い方式の真空ポンプを国内で開発・製造しています。約90年にわたり真空技術を磨いてきた国内メーカーとして、処理ガスの性質や必要な真空度に応じた最適な方式を選定でき、トラブル時の対応やメンテナンスもスピーディーです。ここでは、佐藤真空が扱うドライ以外の主な真空ポンプを紹介します。
モータとポンプを直結したコンパクトな油回転真空ポンプです。自社ブランド「ラムダ<P>」シリーズや<DW/DS/DT>シリーズがあり、設置スペースを抑えつつ安定した排気性能を得られます。研究開発から生産プロセスまで幅広い用途に対応します。
参照元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/index.html)
モータの動力をベルトで伝達する方式の油回転真空ポンプです。耐久性が高くメンテナンスサイクルが長いことが特長で、国内メーカー製ならではの手厚いサポートと合わせて、海外製からの切り替え先としても選ばれています。用途に応じて2段式・1段式を選択できます。
参照元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/bdr_sw_st/index.html)
揺動ピストン(回転ピストン)方式による油回転真空ポンプで、大きな排気量を安定して得られるのが特長です。処理量の多いプロセスや、堅牢性が求められる用途に適しています。
参照元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/rp/index.html)
ケーシング内の封水(封液)を利用して排気する方式の真空ポンプです。封水がシールと冷却の役割を果たすため、水蒸気や水滴を含む気体、腐食性・引火性のガスの排気にも適しています。オイルを使わないため、油回転式でトラブルになりやすい湿ったガスの処理に強みがあります。
参照元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/wr/index.html)
メカニカルブースター<MB>は、油回転真空ポンプやドライ真空ポンプと組み合わせて使用し、大排気量・高真空化を実現する補助ポンプです。さらに高真空域が必要な用途には、油拡散ポンプ<SDP>もラインナップ。真空ポンプ本体に加え、真空計・真空バルブ・オイルクリーナーなどの周辺コンポーネントまで一貫して揃う点も佐藤真空の強みです。
参照元:佐藤真空公式HP(https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/mbp/index.html、https://www.satovac.co.jp/products/vacuumpumps/dp/index.html)
佐藤真空では油回転真空ポンプを搭載及び切換を検討しているメーカーに向けて評価用のシンクポンプを貸し出しています。どんなタイプの機種が良いか分からない、国内メーカーへの切り替えを検討しているといった方は、多種多様な機種の中から試してみることができます。詳細は公式HPから問い合わせてください。
また、本社で実演形式のメンテナンスセミナーを無料で開催しています。正しいオーバーホールについて実演し、自分自身でオーバーホールができるようサポートしています。開催日時などについては公式HPの情報をチェックしてください。
| 社名 | 佐藤真空株式会社 |
| 所在地 | 埼玉県入間郡三芳町藤久保1036番地 |
| 創立 | 1932年(昭和7年)2月 ※真空ポンプの製造・販売は1947年(昭和22年)開始 |
| 事業内容 | 真空ポンプ・真空計・真空装置の製造および販売 |
| 公式サイト | https://www.satovac.co.jp/ |