日本ピスコ

日本ピスコ公式HPキャプチャ 引用元:日本ピスコ公式HP(https://www.pisco.co.jp/)

このページでは、ロータリ真空ポンプを製造している株式会社日本ピスコについて紹介しています。

ドライ真空ポンプの取扱製品例

日本ピスコ_ドライ真空ポンプ製品画像 引用元:日本ピスコ公式HP(https://www.pisco.co.jp/product/detail/g/g01/)

ロータリ真空ポンプ・RPV06A

排気速度 30.0(L/min) (50Hz)
到達圧力 ≦-100.95(kPa G) (50Hz)
騒音値 記載なし

日本ピスコ社製ドライ真空ポンプの使用用途

吸着搬送

チップのような軽量のものはもちろん、ソーラーパネルのような重さのあるものでも真空ポンプの力で吸着移動が可能。工場の完全自動ライン化にもおすすめです。

脱泡・脱気

真空ポンプの力で化粧クリームや接着剤、蒸留水などに含まれている泡や空気を取り除いてくれます。ただし、水分や水蒸気を吸い上げると故障の原因となるため注意が必要です。

食品などの真空包装・真空成形

食品などを包装する際、袋内を真空状態にして袋詰めできます。また、シートなどを型に密着させることができるため、真空状態にしながら成形することが可能です。

スクロール式のドライ真空ポンプを使うメリットとは?

接ガス部以外にも、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプ。使用環境、使用用途などが制限されにくくなります。さらにメンテナンスの頻度が少なくて済む点も見逃せないメリットです。

日本ピスコのドライ真空ポンプの特徴

低運転音・低振動のロータリ真空ポンプを開発

株式会社日本ピスコは1976年、長野県で誕生した会社です。創業当時より空気圧機器のパーツ等を開発・製造・販売しており、独自の発想による流体切換法を活かしたものづくりを行ってきました。現在では日本各地に営業所を設置しているほか、台湾やアメリカ、韓国、ベトナムなどにもネットワークを広げています。

真空ポンプではロータリ方式の真空ポンプを扱っており、特殊な形状のロータを偏心回転させることで真空状態をつくりだします。なお、回転部分のバランス設計にこだわることで低運転音・低振動を実現しているそうです。

クリーングリースを採用しているため給油が不要

一般的なロータリ真空ポンプは密閉するための油が使用されていますが、日本ピスコのロータリ真空ポンプには油が使われていません。代わりに低発塵性・低揮発性の真空用クリーングリースを使用しており、給油は不要。摩耗粉が飛散することによる汚染の心配もありません。

導入前の無料貸し出しを実施

「真空ポンプを導入したいけれど、まずは性能を確かめてみたい…」という場合でも、日本ピスコのロータリ真空ポンプなら無料で試すことが可能です。自社で使用している装置に取り付けて性能を確認できるため、納得して導入できます。無料貸し出しは公式サイト内にある「貸出機ご依頼フォーム」から申し込み可能です。

また、公式サイト内には「真空到達時間計算ツール」もあります。容積を入力すれば機種ごとの真空到達時間が自動で計算されるため、導入前の参考にすると良いでしょう。

日本ピスコの会社概要

社名 株式会社 日本ピスコ
所在地 長野県岡谷市長地出早3-9-32
オイル不使用・幅広く使えるスクロール型
ドライ真空ポンプメーカー3選

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食品製造向け

アネスト岩田の
DVSLシリーズ

DVSLシリーズ

引用元:アネスト岩田公式HP
(https://www.anest-iwata.co.jp/products-and-support/vacuum-equipment/dry-vacuum-pump/dvsl-500e)

  • 排気経路内にベアリングが無いため、密閉性が向上し衛生面も安心
  • 真空状態でのネリが必要な製麺会社の要望に応えた実例あり
半導体製造向け

宇野澤組鐵工所の
KTSシリーズ

KTSシリーズ

引用元:宇野澤組鐵工所公式HP
(https://www.unozawa.co.jp/product/dry/)

  • 到達圧力:≦0.08Paという半導体製造に適した真空状態を実現
    ※KTS030-H(ECOタイプ)最大排気速度:500L/m、到達圧力:≦0.08Pa(2024/5/24時点)
  • スパッタリング装置、イオンプレーティング装置といった薄膜形成プロセスに対応
  • 水蒸気やミストといった小さな水滴もしっかり排出
製薬・化学品製造向け

東製のスクリュー式
ドライ真空ポンプ

スクリュー式ドライ真空ポンプ

引用元:東製HP
(https://www.dryvacuum-pump.com/wp/wp-content/uploads/anestiwata_dvsl-500e_image.png)

  • 化学反応、蒸留操作などに適した環境生成のため、さまざまな圧力領域に対応
  • 接ガス部は耐食性ガス対策のため、特殊コーティングすることにより錆から守る
  • 化学物質や粉塵の発生を考慮し、少ない部品で分解・組立・洗浄が可能
さまざまな真空装置にフィットする スクロール型ドライ真空ポンプのメーカーに注目!

接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプは、さまざまな使用環境に幅広く対応できるメリットをもっています。
このサイトでは、スクロール型の真空ポンプを扱っているメーカーを、サービスの多様さで比較しています。