BUCHI(日本ビュッヒ)
引用元:日本ビュッヒ公式HP(https://www.buchi.com/ja)
ここでは、BUCHI(日本ビュッヒ)についてまとめています。日本ビュッヒが提供するドライ真空ポンプの性能や用途、メーカーの特徴などを紹介します。
ドライ真空ポンプの取扱製品例
引用元:日本ビュッヒ公式HP(https://www.buchi.com/ja/products/instruments/vacuum-pump-v-100)
真空ポンプ V-100
排気速度 |
要問合せ |
到達圧力 |
10hpa(±2hpa) |
騒音値 |
40~52dB |
ビュッヒ社製ドライ真空ポンプの使用用途
真空ろ過
「真空ポンプ V-100」で規定されている用途は蒸留用具の排気や真空ろ過、真空乾燥キャビネット、乾燥炉です。省スペース設計で耐化学薬品性に優れており、膜を用いた真空形成での用途におすすめ。低価格高効率で経済性が良く、堅牢で安定した設計と一体型のECO2モードにより信頼性も確保しています。
実験室用具の排気
真空ポンプ V-100は実験室用具の排気用途でも用いられており、とくにロータリーエバポレーターの排気に向いています。また、真空ポンプ V-100は軽量コンパクト設計のため持ち運びしやすく、設置を容易に行えるのもメリット。メンテナンスも簡単です。また、オプションのインターフェースにより真空制御の正確性も実現しています。
スクロール式のドライ真空ポンプを使うメリットとは?
接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプなら、
使用環境、使用用途などが制限されにくく、さらにメンテナンスの頻度が少なくて済むなどのメリットがあります。
日本ビュッヒのドライ真空ポンプの特徴
耐化学薬品性に優れたポンプを提供
理化学機器メーカーであるビュッヒ。スイスに本社を構えており、1957年に世界で初めてロータリーエバポレーターを製品化しました。日本では拠点を東京都台東区に置いており、医薬や食品の分野で製品納入実績があります。真空ポンプV-100では耐化学薬品性に優れたポンプを実現させており、実験室などで導入されています。
日本ビュッヒの会社概要
社名 |
日本ビュッヒ株式会社 |
所在地 |
東京都台東区池之端2-7-17 IMONビル3F |
オイル不使用・幅広く使えるスクロール型
ドライ真空ポンプメーカー3選
▼横にスクロールできます▼
食品製造向け
アネスト岩田の DVSLシリーズ
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引用元:アネスト岩田公式HP (https://www.anest-iwata.co.jp/products-and-support/vacuum-equipment/dry-vacuum-pump/dvsl-500e)
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- 排気経路内にベアリングが無いため、密閉性が向上し衛生面も安心
- 真空状態でのネリが必要な製麺会社の要望に応えた実例あり
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半導体製造向け
宇野澤組鐵工所の KTSシリーズ
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引用元:宇野澤組鐵工所公式HP (https://www.unozawa.co.jp/product/dry/)
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- 到達圧力:≦0.08Paという半導体製造に適した真空状態を実現
※KTS030-H(ECOタイプ)最大排気速度:500L/m、到達圧力:≦0.08Pa(2024/5/24時点)
- スパッタリング装置、イオンプレーティング装置といった薄膜形成プロセスに対応
- 水蒸気やミストといった小さな水滴もしっかり排出
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製薬・化学品製造向け
東製のスクリュー式 ドライ真空ポンプ
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引用元:東製HP (https://www.dryvacuum-pump.com/wp/wp-content/uploads/anestiwata_dvsl-500e_image.png)
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- 化学反応、蒸留操作などに適した環境生成のため、さまざまな圧力領域に対応
- 接ガス部は耐食性ガス対策のため、特殊コーティングすることにより錆から守る
- 化学物質や粉塵の発生を考慮し、少ない部品で分解・組立・洗浄が可能
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さまざまな真空装置にフィットする スクロール型ドライ真空ポンプのメーカーに注目!
接ガス部だけでなく、各部にギアオイルなども使用していないスクロール型のドライ真空ポンプは、さまざまな使用環境に幅広く対応できるメリットをもっています。
このサイトでは、スクロール型の真空ポンプを扱っているメーカーを、サービスの多様さで比較しています。